はじめに
12月30日、15時をもって日本株式市場も2022年の取引を終えました。
日経平均株価は1月第1週に高値をつけましたが結局、この高値を超えることができませんでした。

2022年12月30日、日経平均の終値は26,094.5円、前日比+0.83円、+0.00%でした。
年間を通して僕は、日本株でマイナス、米国株でプラスに終えました。
5段階評価で2022年の個人的な反省をしました。
また2023年の展望をしてみました。
2022年の反省

表は日本株のものです。
月別でもプラス、マイナスを考慮してつけてみました。
譲渡損益ベース、損益を確定させたうえで全体に評価をつけるなら5段階評価で「2」をつけるところですが、マイナスの月が1ヶ月だけでしたので「3」でいいと思います。
合計は34点でした。
100万円以上プラスになった月が、4ヶ月ありました。
3月は商船三井などの売買が上手くいき、200万円越えでした。
一方、10月は初めてマイナスとなり、200万円以上の損切りをしました。
日本株は1月が最高値の状態でした。
昨年末まで僕が売り買いしている銘柄で多いのは、半導体関連銘柄でした。
含み益の多い状態でした。
が、今年前半の半導体銘柄の下落は凄まじく含み益が減っていき、途中から銘柄の入れ替えを積極的に行いました。
セクターローテーションといわれるものです。
そして利益確定をよくした年でした。
一年を通して含み益、譲渡益、配当金などトータルで日本株は7~8%くらいのマイナスでした。
仮に半導体銘柄をもち続けていたら、マイナス30%以上だったと思います。
昨年は含み益を含め+200%以上でしたが、今年は守りも考えながら我慢の投資でした。
正直、苦しかった一年でした。
ところで、米国株は25%くらいのプラスでした。
ついていくことができないと思い、年の前半で降りました。
個別株はプラスのうちに全て売りました。
結果的にこれが正解でした。
残ったドル資金は、円にすべて「円転」しました。
円安のうちに円にしておき、為替差益もとれました。
日本株と米国株を合わせた含み益、譲渡益、配当金などすべて合わせた収益は、残念ながら数パーセントのマイナスになったと思います。
ただ、年初が最高値だっとことを考えると、どうにかもちこたえた印象です。
日経平均の年間パフォーマンスよりは上回ることができましたし、株は株価が15~20%くらいは上下する投資商品だということも理解しています。
2023年の展望
2023年は、前半我慢の展開を覚悟しています。
米国のインフレと利上げ次第といったところだと思います。
米国経済の成長が鈍化してくれば、年の後半に株価が上昇するかもしれません。
上昇する理由は、株価は実体経済の半年先を映します。
日本銀行の金融緩和政策の変更も注視しています。
円高が進む可能性もありますので、輸出関連の銘柄はマイナスの影響を強く受けるかもしれません。
日本企業の想定為替レートは、おおよそ135円であることは忘れないようにしています。
米国株を仕込むために、ある時点で円をドルに為替交換する「ドル転」をしなくてはならないと思っています。
まとめ
日本株の利益確定ベースで今年の評価は「3」でした。
負けた月が1ヶ月でした。
前半攻め、後半守りを固めていきました。
今は現金も多めに確保しています。
難しい相場でしたが、なかなか経験のできないしびれる一年でした。
米国株は前半で降りましたので、25%くらいのプラスでした。
円転も何回にも分けすべて行い、為替レートの恩恵も受けました。
来年は、前半は我慢するつもりです。
特に米国のインフレ、利上げ、経済の先行きを注意深くみていきます。
株価は実態経済に先行するので難しさを伴いますが、夏頃までは我慢をしいられるかもしれません。
よいお年をお迎えください。