【2022年 3月末】米国株 取得単価と評価損益(%)を公開!

はじめに

3月の米国株は中旬以降、上昇していきました。

ダウ平均、NASDAQ、S&P500と上昇していきましたが、値動きが激しく難しい相場環境でした。

僕は、コモディティ寄りの戦略をとっています。

今回、2022年3月末現在の僕の米国株保有銘柄と取得単価及び評価損益(%)を紹介します。

プラスになった銘柄だけでなく、マイナスになった銘柄も含め全て紹介します。

皆さんの売買のご参考になれば幸いです。

4銘柄を保有

ZIM、OKE、ADM、CCL

ZIM  ジム・インテグレーテッド・シッピング・サービシズ

OKE  ワンオーク

ADM  アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド・カンパニー

CCL  カーニバル

僕は、DBCを売却し、穀物銘柄のアーチャー・ダニエルズ・ミッドランド・カンパニー(ADM)を組み入れました。

現在、4銘柄を保有しています。

取得単価・現在値・評価損益

上の画像は3月末現在の取得単価、現在値、評価損益です。

カーニバルは、1株保有しています。 コロナの動向をつかむために「炭鉱のカナリア」のような扱いで残しておきました。

MONEX 投資力診断での3月成績

参考までに、米国株の3月の運用成績を「MONEX 投資力診断」というツールで振り返ってみます。

収益率は+12.32%でした。
2月が+4.41%だったので、3月は成績が上がりました。

売買は5回で、後半は売買をしていません。

コモディティ市場が過熱していたのでDBCを売却しました。
評価益が17%くらいでした。
その後、さらに価格は上昇し、やがて急落していきました。

コモディティ全般の価格が落ちたところで、穀物メジャーのADMを購入しました。

MONEX 投資力診断は、個人投資家が管理することが難しい一定の期間内の株式取引の収益、標準偏差、シャープレシオなどの指標を簡単に把握することができるサービスです。感覚的にではなく専門的な視点から自分の投資行動のクセや特徴を客観的な指標、成績として評価してくれる面白いサービスです。

また、自分の投資成績の確認だけではなく、TOPIX、指数や日本と米国のETFのパフォーマンス、他のMONEX 投資力診断を利用している人のパフォーマンスとの比較ができます。一部ですが、個人が特定できない状態から他のかたの成績をみてしまうことができます。

さらに、自分の投資行動がマーケット上でどの位置にあるかを相対的に視覚とデータで管理することができます。

MONEX 投資力診断は、口座開設者は利用規約に同意すれば、いつでも使用できます。



ジム・インテグレーテッド・シッピング・サービシズ(ZIM)

ジム・インテグレーテッド・シッピング・サービシズは、イスラエルに本社があるコンテナ船の会社です。
ギリシャにあるコンテナ船の国際的な所有会社であるダナオスが約10%の株を保有しています。
太平洋地域から収益の大半を得ていますが、中国のアリババと提携しています。

昨年の11月半ばに決済発表がありましたが、業績は好調で2021年の予想配当金は10ドルであるとしました。
配当利回りは17%超えていたので購入しました。

3/22の権利落ち日以降、急落しました。
四半期配当金は17.00ドルとなっています。
予想年間配当金は、19.50ドルです。

権利確定日である3/21の終値が、88.01ドルでした。
直近安値である3/25の終値が、68.40ドルでした。
この差が、19.61ドルなので配当金の分だけ急落したとういうことのようです。

現在、配当利回りは26.8%になっています。

僕は、平均単価58.09ドルで購入しているので、配当利回りは33.56%です。
しばらくホールドする予定です。

ワンオーク(OKE)

ワンオークは米国内における天然ガス、パイプラインの企業です。
天然ガスの採取、加工、貯蔵、輸送、および、天然ガス液の輸送、精留を手掛けています。
売上高構成比は天然ガス液(NGL)76%、天然ガスの収集と処理19%、天然ガスパイプライン5%となっています。

今後、世界経済からエネルギー輸出国であるロシアを排除することとなりそうです。
さらなる天然ガス価格の上昇が予想されることから、ワンオークはしばらく保有する予定です。

アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド・カンパニー(ADM)

ADMは、世界最大級の穀物メジャーです。
油糧種子、トウモロコシ、小麦など多くの農産物を取り扱っている企業です。

ロシアのウクライナ侵略により、小麦やトウモロコシの価格がさらに高騰していくだろうと思い購入しました。

カーニバル(CCL)

カーニバルは、世界最大のクルーズ会社です。

新型コロナウイルス感染症の影響を受け業績は下がり、大きく株価を下げました。
経済再開によるリバウンド狙いで購入しましたが、今後の世界経済も雲行きがあやしくなってきました。

残念ですが、この銘柄には期待していません。

2月中旬の上昇局面で戻り売りをし、現在1株を保有中です。

3月末現在の現金比率

3月末時点での現金比率は株式95.5%、現金4.5%です。

残しておいた現金で、ADMを購入しました。

4/4以降、ZIMの配当金が入金されるので、4月は現金が増える予定です。

まとめ

僕の3月末現在の保有銘柄はZIM、OKE、ADM、CCLの4銘柄です。
含み益ではプラスになりました。

保有するZIMの配当利回りが33.56%となりました。
平均取得単価が低かったこともありますが、ちょっとあり得ないくらいの配当利回りです。
業績に後押しされ、株価についても調整をしながら上昇傾向です。
海運株は、バブルなのかもしれません。
もしくは、世界経済に異変、システムの変更が起きているのかもしれません。
僕は、後者も疑っているのでコモディティ寄りの戦略をとっています。

今後、米国株式市場では、FRBが利上げを進めていくのでその影響を受けていきます。
また、10年債金利と2年債金利の長短金利差が逆転し始めました。
いわゆる「逆イールドカーブ」です。
逆イールドカーブは、1~2年後の景気後退を暗示するといわれていますので、タイミングをみて株の売却や整理を検討していく必要があるかもしれません。

皆さんの売買のご参考になれば幸いです。