【2022年 5月末】米国株 評価損益(%)を公開!

はじめに

5月の米国株は乱高下しました。

5/20、米国株市場のダウ工業株30種平均では、8週連続の下落を記録しました。

世界恐慌のさなかにあった1932年以来90年ぶりの連続下落記録でもありました。

僕は米国株を保有し続けるか、手仕舞うかの選択に迫られました。

年間を通して、利益があるうちに現金化することを選びました。

皆さんの売買のご参考になれば幸いです。

すべて処分

僕は下記の4銘柄を保有していましたが、すべて処分しました。
現在保有する米国株はありません。

ADM  アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド・カンパニー
OKE  ワンオーク
NEM  ニューモント
CCL  カーニバル

MONEX 投資力診断での5月成績

参考までに、米国株の5月の運用成績を「MONEX 投資力診断」というツールで振り返ってみます。
収益率は-8.12%でした。
4月が+1.90%だったので、5月は成績が大きく下がりました。

5月はコモディティ銘柄、資源関連銘柄、金価格の下落により金鉱株も下げました。
どうにもならないといった感じでした。
金鉱株のニューモント以外はプラスでしたが、ニューモントのマイナスが大きく足を引っ張りました。

月末にかけて米国株は全体的に少し上がっていきましたので残念でした。
しかし、仕方ないと思っています。

MONEX 投資力診断での年間成績

毎週、連日株価の下落が続きました。
いつ下げ止まるか分からないなか、年間の成績がマイナスになる前にすべて売却し、現金化しておきました。

年間(1/4~5/31まで)の成績は+14.27%でした。

MONEX 投資力診断は、個人投資家が管理することが難しい一定の期間内の株式取引の収益、標準偏差、シャープレシオなどの指標を簡単に把握することができるサービスです。感覚的にではなく専門的な視点から自分の投資行動のクセや特徴を客観的な指標、成績として評価してくれる面白いサービスです。

また、自分の投資成績の確認だけではなく、TOPIX、指数や日本と米国のETFのパフォーマンス、他のMONEX 投資力診断を利用している人のパフォーマンスとの比較ができます。一部ですが、個人が特定できない状態から他のかたの成績をみてしまうことができます。

さらに、自分の投資行動がマーケット上でどの位置にあるかを相対的に視覚とデータで管理することができます。

MONEX 投資力診断は、口座開設者は利用規約に同意すれば、いつでも使用できます。

5月末現在の現金比率

5月末時点での現金比率は、現金100%です。
米国株市場が不安定なので、現金化しておきました。

まとめ

米国株の5月成績はマイナスでした。
僕の5月末現在の保有する銘柄はありません。

プロの機関投資家であれば全降りはできませんが、個人投資家では選択することのできる戦略だと思います。
米国株市場は資産を減らす可能性の高い、先の読めないリスクの高い相場状況だと思います。
僕は、幸い年間のパフォーマンスはプラスです。
僕は資産を減らしたくありません。
米国株は上がるときは、上がる市場だと思っていますのであえて今は個別株でリスクは取りたくないといった心境です。

ところで、コロナショックの時には二番底が来ると多くの人が言っていましたし、僕もそう思っていました。
しかし、思うような二番底は来ることはなく、株価は上昇していきました。
ちなみに僕は、日本株で空売りをしていたので痛手を受けました。

これから米国株はベアマーケット入りし、株価を大きく下げるというのが僕のメインシナリオですがこれ以上、下がらないかもしれません。
下がらなかったら、それはそれで仕方ないと思います。
保有する投資信託が上がるので問題はないと思っています。

一方で今後、米国株が大きく下落したとしても、僕の能力では底値をつかむことは困難だとも思っています。
僕は、自分の能力を過信していませんし、一獲千金のようなこともできないと思っています。
だとすると、ある程度下がったところからドルコスト平均法のように少しずつ買い増していくのも方法かと思っています。
日本株のレノバ(9519)を毎日、1株買っているような戦略です。
含み損の銘柄はなく、動かせる待機資金は100%と十分あります。
エヌビディアなどの個別株にするか、指数型のETFにするかなど上手くいくかどうかも含め思案中です。

皆さんの売買のご参考になれば幸いです。