ダイオーズ(4653) → クロス取引失敗

9/14に証券会社からお知らせ

僕は、オフィスコーヒーで国内首位級、米国3位のダイオーズ(4653)の株主優待をクロス取引していました。

9/14にSMBC日興証券からお知らせが届きました。
株券の調達ができなくなったので、信用取引の売建の返済を急きょ、翌日9/15までに変更するとのことでした。

期日までに「返済」か「現渡」をしないと、9/16(金)の寄り付きで強制的に成行で決済をするとのことでした。

お知らせの配信時間が遅めなので、証券会社もバタバタしていたのかもしれません。

返済期日変更についての連絡は、当日(9/15)の11時頃気がつきました。
午後に用事が入っていたので、すぐに決断をしなくてはなりませんでした。
僕も少しバタつきました。

「返済」は信用取引の売りを決済させることで、-116,251円を支払わなければなりません。
9/15に返済して、現物株を9/29の権利落日以降に売却しつつ株主優待をもらうこともできます。
MBO価格は1株につき1,500円なので、1,499円で返済しても株価からの差損はそれほどないようでした。

反対側に現物株の+115,176円のポジションがあります。
一時的に-116,251の損をしつつ後日、現物株を売却して+115,176円が入金されますので、差引-1,075円で優待を得られるということになります。

しかし、権利落日以降に株価が1,500円から大きく下がってしまう、乖離してしまうことはないかと疑問に思ったり、展開の読めない不確実な要素もありました。

今回、クロス取引が失敗したので、金利負担をして優待取りを諦めることにしました。
信用取引の売りと現物株を相殺させるような取引の「現渡」を選択しました。

せっかくなので、現渡(げんわたし)を紹介します。

現渡の注文方法

信用建玉一覧画面を表示します。
一番右側の「現渡」をクリックします。

現渡注文であることを確認します。
「返済」注文と間違えないようにします。
なお、他の注文方法に「現引」といものがありますが、今回は現渡となります。

建玉数を確認します。
今回は300株となります。
株数「300」を入力します。

「注文内容を確認する」をクリックします。

内容確認画面が表示されます。
返済期限が22/9/15となっています。
通常期限は3年なので、2025年6月頃までとなります。

内容を確認して「注文する」をクリックします。

注文約定詳細画面が表示されます。
今回は、諸経費・金利が1,051円かかりました。

証券会社の都合により返済期限が早まり1,051円の負担となりましたが、今回のようなケースは約款に記載されているのでこちら側も了承済みとなります。
ルール(返済期限)が変更になったので、仕方ありません。

現物株の画面を確認すると、(本日現渡分)-300とありました。

無事、ダイオーズの現渡が約定されたので、約33万円が戻ってきました。

丸一鋼管(5463)のクロス取引

丸一鋼管(5463)の信用取引の売り在庫が残っていたので、注文を入れました。
11:30の前引けで注文をし、約定しました。

ダイオーズのクロス取引に失敗しましたが、懲りずにクロス取引をしました。

丸一鋼管の株主優待はお米券です。
100株で3枚となり、1枚440円となります。
価値は440円×3枚=1,320円です。

信用建玉一覧を確認します。
忘れないうちに信用取引の「買」を現引しておきます。

過去、後回しにして当日の現引きを忘れたことが何回かありました。

現引きの手続きを済ませ、注文約定詳細画面を確認すると諸経費・金利が19円となりました。
信用取引の買建玉分は、一日分の金利負担となります。
290,000円×2.5%×1日÷365日=19円

終わりに

ダイオーズはMBOが行われています。
MBOは、経営陣による株式の公開買い付けです。
MBO価格は1株につき1,500円で、買い付け期間は9/2から10/18日までの30営業日です。
その後、ダイオーズは上場廃止となる予定です。

ダイオーズの株価は、ここずっと1,498~1,499円で推移しています。
証券会社が株券を用立てできなくなったとあり、思惑もいろいろ交錯しているようです。

僕は、リスクヘッジを目的としていたクロス取引が失敗したので今回は優待を諦めました。
今後どういう展開になるか分かりにくい部分があり、よく分からないことにはできるだけ手を出さないようにしています。
最近問題となっている「仕組み債」などもよく分からないので、近づかないようにしています。

今後の参考のためにダイオーズの推移は見守りたいと思います。