海運株の下落について
9/7、海運株が大きく下落しました。
きっかけは、9/7の日本経済新聞16面に「年末向けリセッション」という日本郵船(9101)の社長の記事が掲載されたためです。

日本郵船、商船三井(9104)、川崎汽船(9107)海運三社の株価も大きく下げました。
僕は、商船三井の現物株を保有しています。
僕の考え、スタンスです。
調整、下落が起きることを予想していたことから対応策をとっていました。
とりあえず、様子をみます。

僕は、8/1を最後に商船三井の売買をしていません。
8/1に3,765円で100株売却して、現在600株を保有しています。

平均取得単価が2,406円です。
評価益が+506,400円、+35.07%となっています。

商船三井は、配当金がポイントだと思っています。
商船三井の年間予想配当金は500円です。
今日の株価ですと、利回りは15.38%です。
僕の取得単価で、利回りは20.78%です。
2割の金融商品はなかなかないので、しばらく保有する予定です。
しかし、高配当株は株価を下げる宿命にあるので、今後も株価は下がると思います。


チャートは6ヶ月、日足のものです。
僕は8/1に最後の売却をしましたが、RSI(相対力指数)は76.36%で直近で2番目に高い日でした。
その後、RSIは次第に低下していきましたが、株価は上昇してダイバージェンス(逆行現象)が起きました。
最高値で売却できなかったこと、RSIのダイバージェンスが起きたことは仕方ないと思っています。
本日9/7は、RSIが28.89%でした。
かなり売り込まれているので、少し経てば株価はある程度戻すと思います。
ただ、3,800円までは届かないかもしれません。
僕は、商船三井の株主総会に参加してきました。
社長が年末にはコンテナ船の需給が正常化して、コンテナ船運賃は適正方向に向かうと発言していました。
保守的な印象を受けました。
今回、日本郵船の社長も同じことをいったという印象です。
株主総会で、商船三井は年間予想配当金(500円)をできるだけ下げたくないと発言していました。
自社株買いよりは、配当金に目を向けているとのことでした。
現在、商船三井は配当性向を25%にしていますが、30%までは上昇余地がある印象でした。
僕は9月末の中間配当金300円をいただくつもりです。
300円×600株=180,000円
株価の動向次第ですが、配当金重視の商船三井なので来年3月の期末まで引っ張りたいと思っています。
懸念材料として、配当金が下がるようですと株価は大きく調整すると思います。
期末配当金200円の死守が株価を占うように思います。
プラス材料もあります。
ここ数日、強烈に円安が進んでいます。
米国債金利が高止まりしていけば、海運株も円安の恩恵を最大限受けられます。
ドル高円安も業績に直結し、株価に影響していくと思います。
人によって、株式投資はポジションが異なります。
保有株数や平均取得単価は人により違いますし、もしかしたら含み損を抱えている投資家もいるかと思います。
ですので、僕のスタンスや方針は参考にならないかもしれませんが、一投資家の考えとしてお読みいただければ幸いです。