円転(ドル→円)③

3回目の円転(ドル→円)

円安基調が続きます。
ドル円は、7/5(火)現在136円台で推移しています。

僕は、3回目の円転をしました。
円転をマネックス証券のサイトでは下のように記しています。

外貨を円に転換して、円貨で運用すること。

「円転換」の省略形。

米国株口座のドルを円へ交換しておきました。
待機資金として動かしていない米国株口座内のドル資金の約17%程です。
為替レートは1ドル、134.67円となりました。

7/1(金)にドル円が136円台なのを確認し、振替の手続きをしました。
7/4(月)は米国株市場がお休みだったこともあってか、円の証券口座へ振替が完了するまで時間がかかり7/5(火)まで待たされました。
ドル円の為替の動きもあり、証券会社に1円以上持っていかれました。

僕は、今年の5月に米国株をすべて処分しました。
今年の成績は約+15%くらいでした。

7月に入り、今年も前半が過ぎましたが、米国株で収益を上げていくのは「なかなか難しいな」というのが印象です。
大丈夫だろうと思っていたコモディティ銘柄も大きく乱高下しました。
個別株で3銘柄保有していたとして2銘柄の評価損益がプラスでも、1銘柄でもやられるとマイナスになってしまうような厳しい相場です。
僕は金鉱株でやられました。
S&P500など指数系のETFを買っても年初から2割以上下落しているので勝てそうにありません。
年初からここまでは下落相場なので、負けた分を取り返そうと思っても無理だと諦めました。
資産を大きく減らしてしまう危険性もあり、保全を兼ねて一度現金化しておきました。

ただ米国株口座にドルとして現金を入れておくのも方法の一つですが、円に換える方法をとりました。
今回で3回目です。

米国経済の減速が思っていたより早まりそうです。
米国経済の失速により、やがて米国債金利が下がってドル安方向に向かうと思われます。
来年には金利が下がるのではないかという話も出てきています。
逆に円相場は円高方向に向かうと考えています。

また現在、日々のドル円の動きや新聞などの記事からも円相場に投機資金が相当入っているような感じを受けます。
仮に、円高方向へ逆回転が起きたとき、足を早めていく可能性があります。

ところで、米国経済はスタグフレーションの可能性も排除できません。
インフレと経済の停滞です。
株式市場にとっては難しい局面になりそうで、何年も株価は上昇できないかもしれません。
それでも株価が上がることもありますが…
僕は、無理をせず資金を減らさないようにすることを選択しました。

今回で米国株口座内の資金の約52%を円転しました。
円安が続くようなら、もう少しドルを円へ交換しておこうかと思います。